クリエイティブになれる空間とは|空間心理学
こんにちは。最近、天井が吹き抜けたカフェにおじゃましました。
ほんの少し、心が解放された気分になります。
このようにふとした時に、なんでカフェって場所によって
くるだけで心地の良い気持ちになるんだろう。
そんな疑問から、天井の高さが高い空間ってどんな心理効果があるんだろう。というところから心理効果について調べてみました。
1.吹き抜けた空間による効果
天井が一階と二階つながってる、天井が高いなど吹き抜けた空間の家やカフェってたまにみますよね。
このようなデザインの空間には、1階と2階で吹き抜けた空間にすることで家族とのコミュニケーションを増やしたり、部屋を広く感じさせたりすることができます。
このような空間にすることで家族とのつながりを感じやすくするために意図して作る物件もあるようです。
今回は天井の高さによる心理効果について詳しく触れていきたいと思います。
「Psychology Today」という心理学系のニュースブログによると、天井が高い場所の方が、人間はよりクリエイティブになるといわれています。
人間は天井の低い空間にいると圧迫感を感じストレスを感じやすいようです。
何かと気が散ってしまったりするので天井の低い空間は集中力が下がるといわれています。
しかし、高すぎても居心地のいい空間とは言えません。
相手との距離は、目で見るほかにも、声や音がどのように聞こえるかではかっています。
なので、天井が高く相手の声が高い天井に跳ね返ってから入ってくるとなると、
遠くに人がいると感じてしまうのです。
そのため、天井が高すぎる空間は相手との距離感がよそよそしく感じるといいます。
目安としては、9フィート(275cm)が友達同士でもちょうどいい天井の高さといえるといわれています。
5フィート(152cm)だと親密になりたいと感じる距離だそうです。
ほかにも、天井が高くて明るい空間の隣に天井が低くて少し暗いスペースがあると、快適と感じたり、物理的に高くできないときには色で心理効果を作ることもできます。
たとえば、天井の色を明るくすることで高いように感じさせたり、逆に暗い色にすることで低いと感じさせることもできます。
このように、天井が高いことによって、コミュニケーションのしやすさや、開放感による想像力、自由な発想が生まれやすくなったり、集中力を高めることができたりします。
アイデアに詰まったら、天井が高いカフェに行ってみたり、意識して作業に集中できる空間にいってみるのもいいかもしれませんね。