【一石二鳥】自分を褒めて、質もあげよう!┃ポジティブ心理学
自分を肯定的に思えることが仕事の質も高めることにつながるということをご存知ですか?
自分の精神状態が不安定な時ってありますよね。
「できること」でも自分のメンタルによっては頑張れなくなってしまいます。
どんな状態でも「やりきれる」状態をつくるのに『自己肯定感』が関わってきます。
今回は、『自己肯定感』と仕事についてみていきましょう。
1.自己肯定感と仕事
自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情とよく定義されます。
自分の行動や選んだ選択肢を、どんな結果がでようと『肯定』できる力が自己肯定感と言えます。
物事を『プラス』に捉えられるかどうかで
フットワークの軽さ、行動に踏み切れるか、
物事の切り替えをできるか
など仕事で出会す場面で良いように動けるか、悪いように動いてしまうか「捉え方」一つで
だせる結果が変わってきます。
結果の受け止め方で「継続」できるか、
「行動しよう」と思えるかで
仕事の結果を出す上での質にも影響してきます。
何を決定するにしろ、意思決定には、感情が関わってきます。
プラスの結果をだす上で、ポジティブな感情をもてることで意思決定の仕方もポジティブに判断しやすいからです。
2.仕事にいきる3つの力
その上で、自己肯定感が仕事に役に立つ時とはどんな時なのかみていきましょう。
主に、3つの力が仕事の場面で活きると言われています。
①セルフマネジメント力(調整力)
人間の行動は自分で考えて行動するため、少なからず「感情」に左右されます。
一時的に不安定になっても自分自身で切り替えができるのがセルフマネジメント力です。
喜怒哀楽の感情に支配されることなく、自分自身でうまくコントロールして付き合うことができます。
この力があると、外的な要因で自分が不安定になっても自己肯定感が高いことによって、負の感情にながされずに済むようになります。
不安定になっても物事をポジティブに捉える視点をもっているからです。
そのことによって、すぐに自分自身を取り戻すことができます。
「継続」は力なりという言葉がありますが、
「継続力」という意味でもセルフマネジメントができると結果を出しやすいといえますね。
②レジリエンス力(修正力)
自分で選択した結果上手くいかなかった、間違っていたというとき立て直す力です。
自分自身が今までやってきたこと、やってみた結果失敗すると、落ち込みますよね。
やる気が急にでなくなってしまうことってありませんか?
自分自身の選んだ選択をポジティブに捉えることができれば、リカバリーするための行動をとることができます。
自分にとって逆境となっても折れずに続けられるのは、起こった事象をマイナスに捉えずにより良くするための考えを持てるからです。
職場関係や職場環境、変わりやすい環境に置かれてる人ほど、ストレスを感じやすいです。
そのストレスに適応し、回復できる能力として
レジリエンスの力は重宝します。
自己肯定感を高く持てることで立て直しを何回でもはかることができるのは、成功を導きだす鍵にもなりそうですね。
③グリット力(やり切る力)
自己肯定感が高いと、極端な思考に陥らず
物事を俯瞰して客観的に捉えることができます。
例え、途中で自分自身の力不足を感じたとしても、認めた上で、信じてやり遂げることができます。
自己肯定感が低いと、自分自身に力がないと感じれば自分にはできないと、やり切ることも一苦労になったりしませんか?
仕事においても、結果を出す上で「やり遂げる力」というのはとても大事です。
やり切らないと、失敗であれ、成功であれ、
次どうしたらいいか、よりよくするためにはどうしたらいいか等、PDCAサイクルを回すこともできないからです。
そういう意味では「やりきる」こと自体に価値があるといっても過言ではないですよね。
これら3つの力は、仕事の場面でよく出会すことがあることなのではないでしょうか?
自己肯定感を高めることで、結果として
よい結果につなげられたり、仕事の質を高めることができそうですよね。
自分を褒めて、よりよい思考転換をできるようにしていきたいです!